手当・昇給・賞与に関する用語
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諸手当
諸手当とは、ただ「手当」とも呼ばれ、法律で義務づけられた「時間外手当」と会社が独自に決めた「任意手当」の2種があります。
支給条件や具体的な金額は求人広告ではわかりませんが、任意手当の内容は実にさまざまで「一律手当」だけでなく、「成果手当」など毎月変動するものもあります。
固定手当・一律手当
固定手当・一律手当とは、会社が独自に定めた「任意手当」のことです。そのうち、毎月決まって同額が支給されるのが「固定手当」であり、そのうち全員に支給されるのが「一律手当」と言います。
求人広告の「月給」という表示には、この「一律手当」が含まれているケースが多く、そのほか、会社によっては扶養家族がいるなど属性条件に合う人に限って支給される「一律手当」もあります。
通勤手当(通勤交通費)
通勤手当(通勤交通費)とは、一般的には通勤定期代一ヵ月分の実費が多く、金額は個人ごとに違うため、募集時の月給表示の額には含まれないのが普通です。
求人広告に「通勤交通費全給」とあれば、表示された給与額とは別に交通費をもらえると考えてよいですが、会社によっては支給額に上限があったり一律支給も多く、とりわけ通勤交通費が全給≠ナなく支給≠ニある場合は確認が必要です。
また、「クルマ通勤」の場合は別途の規定が設けられている例が一般的です。
残業手当
残業手当とは、会社が就業規則で決めている労働時間を超えて働いたときに支給される賃金のことを言います。
たとえば就業時間が朝9時〜夕5時で昼休み1時間の会社なら実働時間は7時間で、夕6時過ぎまで働いたときには、通常の給与額に割増分≠ェ加わるというように、通常の給与額を元に算定した超過時間分の賃金がもらえますが、実働時間が1日8時間を超えると「割増賃金」の対象になるので、それも残業手当に反映され、計算は複雑になります。
なお、残業手当は募集時の求人広告の給与表示額や面接で決めた給与額には含まれません。
住宅手当・家族手当
住宅手当・家族手当とは、会社が独自に設ける任意手当で、属性によって支給される手当のひとつなので有無や支給条件・金額設定はまちまちです。
たとえば「家族手当」では「扶養義務のある配偶者に1万円、扶養する子1人につき5000円」などと決められている例が多く、男女雇用機会均等法に則って、性別にかかわらず適用されるのが原則です。
資格手当
資格手当とは、所持資格に対して支給される、会社が独自に設ける任意手当のひとつで、有無や支給条件はまちまちですが、どんな資格でももらえるわけではなく、業務に直接関連した資格・免許のみが対象とされるのが普通です。
また、金額は、取得の難易度や所持による貢献度によって2000円〜5万円程度で設定されるケースがよく見られます。
昇給
昇給とは、会社によっては求人広告に昇給率や金額を並記しているケースもありますが、理解しておきたいのは実績”と確定≠フ差です。
「昇給一年1回2万円以上(〇年実績)」とあれば、それはあくまで〇年の実績であり、入社後に適用される昇給額の保証ではありません。
よく「昇1」などと省略されて記されてますが、この数字は年間の昇給回数を表しています。
賞与・ボーナス
賞与・ボーナスとは、会社によっては支給時期や過去の支給額実績なども示されますが、注意したいのは「昨年実績は夏が1ヶ月分、冬が2ヶ月分」といった表現の解釈で、とくに断りがなければ、通常は基本給などの1ヶ月分・2ヶ月分という意味です。
これを給与全額の1ヶ月分・2ヶ月分3ヶ月と考えるのは間違いで、賞与は会社の業績によって支給状況が変わるため、過去の支給実績は単に目安ですし、今後の支給の約束ではないことも知っておく必要があります。
求人広告に「賞2」などの省略表記がありますが、「昇給」と同じく数字は支給回数を表しています。
決算賞与
決算賞与とは、支給が保証されているわけではなく、会社の決算時に業績がよく、利益配分として臨時に支給される賞与のことで、「賞与」というよりも「報奨金」と理解したほうがよく、給与収入として期待しないほうが無難です。
ただし決算賞与の実績が記されていれば、会社の財務状況を見る判断材料にはなります。
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