厚生年金基金を確認する
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同種類の事業を営む複数の会社が共同で、または一定の規模より大きな会社が単独で設立する法人が厚生年金基金です。
この基金は、国に代わって厚生年金保険の一部(報酬比例部分)を支給し、また、自主的に企業年金を厚生年金保険の上積み給付として支給する機能も持っています。
会社員等にとって「2階建て年金」とも呼べる現在の老齢給付の制度は、1階部分が国民年金の老齢基礎年金、2階部分が厚生年金保険の老齢厚生年金に相当します。
ここで、自分の勤める会社が基金を持っている人の場合、さらにその上に企業年金という3階部分があるというわけです。
近年の長く続いた低金利により解散する基金が増加しているものの、基金のある会社に勤務している人は年金額において、基金のない会社に勤務する人に比べて有利です。
給与明細だけでは基金の加入員かどうかはわからないので、不明な時は、会社側に聞いてみましょう。
数社に勤め、複数の基金に加入し、各加入期間が短かった人の場合、企業年金連合会が加入していた基金から年金原資を引き継いでいます。
基金は、国の代行で報酬比例部分の老齢厚生年金の一部を支給するので、基金に加入していた人は、基金(あるいは連合会) に対して、この報酬比例部分の年金を請求することになります。
複数の基金に加入し、加入歴が不明な場合は請求を行うべき基金又は連合会を確認するため、定年退職の前に社会保険事務所等で年金の加入歴を調査しておきましょう。
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